富士山はヨウガンス
熔岩研究所

■遠赤外線パワー
医療機器にも遠赤外線は利用
博士 それではもっと君たちが喜びそうな話をしよう。 たとえば今君たちが使っている化粧品。これらの成分は皮膚から一度体内に吸収 されてしまう。腎臓で処理するためだ。そのままにしておくと化粧品の成分が毛 穴に残り肌が荒れるからじゃ。だから腎臓の負担にもなる。遠赤外線は皮脂腺を 活性化し毛嚢(もうのう)にたまった化粧品を皮膚から汗として直接排泄してく れる。実際に美容産業ではすでに実用化されている。高額なエステにかよわなく てもスキンケアの効果があるのだ。
フミ すばらしい!
博士 他にも医療の方面で実用化されている。一例をあげればガン治療だ。ガン細胞は 熱に弱い。だから浸透性のある遠赤外線の放射熱が有効な治療法になるんじゃ。 また熔岩温泉に泊まりに来る客のなかには心臓病の患者もいる。いつも発作がお きるとニトログリセリンを飲んで血管を拡張しなければならんのだが、熔岩温泉 に湯治をしに来ているときはまったく発作がでなかったという事実もある。他に も冷え性、腰痛、肩こり、リュウマチ、神経痛、不眠症、生理痛、便秘症、歯 痛・・・・などなど数え切れないほどの病気の治療にも利用されている。
ナオ それじゃあ溶岩は医者の代わりもしてくれるんだ。
博士 しかし病院で高価な機械を使った治療だと医療費が大変じゃろ。だから普段から 遠赤外線を放射する溶岩を使って病気の予防をする意味があるというものなのだ。 どうかな。
全員 お見それしました。
ナオ 溶岩は見た目にはイカツイけど人を救うレスキュー隊みたいだね。