富士山はヨウガンス
熔岩研究所

■ おわりに

富士山麓、河口湖の片隅で「巻狩」という食堂がありました。この地に福岡県三毛門 出身の思想家、渡辺蕃氏が訪れましたのは1973年のことでした。氏は「熔岩は光 輝く太陽石」であると予言し、空石(完全無欠の石)とし「熔岩は溶癌(ガン)なり」 と言われたそうです。以来この食堂は「熔岩温泉」と名を変え現在は溶岩の宿として 営業されています。私たちもこの熔岩温泉で溶岩と巡り合い、その効能の魅力に驚き を隠せませんでした。その後、東邦大学医学部・医学博士の張漢c先生や三菱化学ビ ーシーエルの皆様による共同研究、そして元・山梨県公害衛生研究所・所長の仲野仁 忠先生はじめ多くの方々の協力を得て、溶岩のミネラル、遠赤外線作用を科学的に解 明するに至りました。渡辺氏の予言はまさに現実のものになりました。人間はもとも と大自然の産物です。溶岩のおおもとのマグマはあらゆる物質の源であり。私たち人 間もその例外ではありません。人間そのものを構成するマグマから遠赤外線やミネラ ルを吸収して健康や美容に役立たせるのはごく合理的で自然なことなのです。今や日 本の皆保険制度は崩壊の危機に直面しています。医療費の大幅な増加は国家予算をも 圧迫しています。これはあえて言えば「薬づけ医療」を根本から見直さなければ解決 しないのです。私どもは溶岩をより効果的に健康づくりに役立たせるよう、さらに研 究して皆様に提供して参ります。皆様方の美容と健康の一助になれば本望でございま す。なお本書作成のためご協力をいただきました熔岩温泉に心より感謝申し上げます。
(有)熔岩研究所 武井文夫