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■ はじめに |
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「美しさは旅の心がヨウガンス」 富士山の山麓、河口湖近くに旅館「熔岩温泉」があります。冒頭の句はここで生まれました。 作者は故・古賀政男さんです。この宿の名物でもある溶岩プレートで焼いたステーキを食べた時、 そのおいしさに気をよくして残した句だそうです。 昭和の大作曲家の嬉々とした笑顔が目に浮かびます。 溶岩でステーキや野菜を焼くとなぜおいしいのだろう。私たちが溶岩に興味を持ったのはそんな ふとした疑問からでした。そして調べてゆくうちに溶岩はクッキングプレートとして使うだけでは なく、私たちの体に対しても素晴らしいパワーがあることがわかってきました。 溶岩を使えば薬づけになることなく美容と健康を自然に手に入れることができるのです。 溶岩にはどんなパワーがあるのでしょう？昔、富士山は「不死山」と表記されていました。 それは不老不死の妙薬が富士山にあるといわれていたからです。 溶岩研究所はその妙薬が富士山にあると考えたのです。 本書は科学的データに基づき、そのパワーを極力わかりやすく解説しています。 どうぞ溶岩の神秘を探る旅へご一緒にお出かけください。 |